富山に新しい施設が続々建設中!富山県武道館の情報をまとめて紹介します。
富山県武道館は当初、富山駅東側に建設し、コンサートなどが開催できる多目的施設になる計画でした。
しかし、資材価格高騰で建設費が約110億円に膨らむ見通しとなり、基本計画の見直しが進められました。
その結果、建設地は県総合運動公園となり、機能についても多目的施設としての役割を持たせず、武道館に特化したものになりました。
「富山県武道館」の外観・配置イメージは次のようになっています。
「富山県武道館」の施設詳細は次のようになっています。
主な特徴は次の通りです。
【「富山県武道館」の特徴】
公園景観に調和し、かつ武道と日本の伝統をイメージした外観 |
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・武道場を屋上緑化し、周辺と一体・連続的な芝生広場に。 ・主道場屋根は隣接の屋内グラウンドとの調和を図りドーム形状に。 ・瓦や日本刀を想起させる「銀黒色」とし、重厚で格式ある外観に。 |
木を用いた温かみのある内観、県の伝統工芸を用いた内装 |
・主道場、武道場の内壁は杉板張りとするなど、武道館らしく、かつ、温かみのある空間に。 ・富山県の基幹産業であるアルミ、伝統工芸である高岡銅器、越中和紙、組子などを可能な限り用いて、富山県らしい武道館に。 |
公園と一体となった「緑の中の武道館」 |
・武道館の「交流の辻」と呼ばれる廊下を通過し、東駐車場と屋内グラウンドとの東西をつなぐ通り抜けが可能。 ・主道場の観客席には、周辺の芝生広場のどこからでもアクセス可。 ・2つの武道場(畳敷・板敷)の間のロビー「相見の間」は、競技が身近に感じられるようガラス張りに。 |
「富山県武道館」は2025年度に着工し、2027年度中の開館を目指しています。