
マリエとやまは、富山駅前にある商業施設です。
1987年にオープンし、衣類を中心としたファッションビルとして定着しました。
マリエとやまは、設備老朽化による更新工事も重なり、2022年2月に一部休館し、無印良品など約20店舗が新たな複合ビルの「MAROOT(マルート)」に移転しました。
マリエとやまを運営する富山ターミナルビルは、マリエとやまのコンセプトを見直します。
新しい施設コンセプトは、「新しい暮らし方をみつける“カレッジ”」。
「あそび場」「まなび場」。多様な人々が集い、多様性を発揮・表現することができる、楽しさ・想いを共有することができる、そんな人と人とを繋ぐ交流拠点を目指します。
従来のファッションビルから、体験を楽しむ「コト消費」に重点を置く施設に生まれ変わります。
リニューアルオープン後の店舗数は、約40店舗を予定(従来 約75店舗)しています。※現在営業中のショップ・施設、及びマリエ第 2 ビルを含みます。
各店舗を大型化し、テナント数を約75から約40店舗にします。
現時点で決まっている、新店舗および営業中の店舗は次のとおりです。
【リニューアル新店舗一覧】
・SPINNS・古着屋本舗 by SPINNS【富山市初出店】 2023/6/16 オープン
・明治薬品 ACTIVATION CENTER 【全国初出店】 2023/5/10 オープン
・ラ・パルレ 2022/7/29 オープン
・BOOKOFF/COMPOFF PLUS(ブックオフ/コンプオフ プラス) 2022/9/16 オープン
・GiGO(ギーゴ) 【富山市初出店】 2022/10 /14 オープン
・ピュアネイル 【移転リニューアル】 2022/10/18 オープン
・マリエさくらクリニック 【新業態】 2022/10/22 オープン
・バーガーキング 【富山県初出店】 2022/10/27 オープン
・湘南美容クリニック 【富山県初出店】 2022/11/30 オープン
・マリエ献血ルーム 【増床リニューアル】 2022/12/9 オープン
・コインスペース 【北陸エリア初出店】 2022/12/23 オープン
<フードホール>
・黒部トンテキ八角 【富山市初出店】【地元個人店】 2022/12/23 オープン
・焼めし くにを 【新業態】【地元企業】 2022/12/23 オープン
・漁師酒場 吉(きち)【新業態】【地元企業】 2022/12/23 オープン
・漁師寿司 由(よし)【新業態】【地元企業】 2022/12/23 オープン
・オリエンタルブルーイング 【富山県初出店】【地元企業】 2022/12/23 オープン
・シェアキッチン“まるきち” 2022/12/23 オープン
・麺屋つくし 冷凍自動販売機 【新業態】【地元企業】 2022/12/23 オープン
【従来店舗一覧】
・好日山荘
・メニコン ミル
・ローソンマリエとやま店
・スターバックスコーヒー
・MOMI&TOY’S
・リプラス
・ピュアネイル
・Datumo Labo
・ニットソーイング
・マリエ献血ルーム
・パスポートスタジオ キタガワ
・旅券センター
・富山県民小劇場(オルビス)
・英会話イーオン
・マリエ眼科
・山崎歯科診療
【1F】「フードホール/ファストカジュアルフード」
1階をフードホールを主体とした「食」のフロアにあらためます。
これにより「マルート」「とやマルシェ」の地上階と合わせ、「食の都」富山の玄関口のグランドフロアを「食」一色に染め上げます。
まわりを取り囲むファストカジュアルフードを含め、鉄道利用者、周辺にお住まいの方から旅行者、学生まで駅前を行き交う多様な人々が気軽に交流できる拠点として、朝昼夜と利用が出来る「食」エリアが登場します。
【2F】「富山ステーションシティ魅力創造コンテンツ/サービス」
1階と並ぶ「マリエとやま」の準グランドフロアとして、全体コンセプトに沿った富山駅前の魅力創造につながる「食以外」でのコンテンツを検討中です。
なお、南側には営業中のサロンを中心に、更に利便性溢れ、日常生活を豊かにできるサービス業態ゾーンを予定しています。
【3F】「スポーツアクティビティ/レジャー」
もともとのアウトドア志向に加え、様々なプロ選手やメダリストを輩出するなど、ますますスポーツやソトあそびで盛り上がる富山。
そうした期待に応え、アーバンスポーツ、アウトドア・レジャー、健康系アクティビティなど、自分磨きを含む「ソトあそび」の一大フロアとして検討を進めています。
なお、南側には昨今の働き方改革や駅立地ならではの多様なワークスタイルに対応し、利用する人のニーズに合わせ、自由に過ごす、寛ぐことができる多目的スペースを予定しています。
【4F】「山遊び・まち歩き/アミューズメント」
富山の山巡りに欠かせない頼りになる登山関連ショップ・登山情報拠点である「好日山荘」はそのままに、スポーツアクティビティやレジャーなど富山の大自然を楽しむための関連ショップの集積、またコンパクトシティである富山のまち歩きを更に豊かに、便利に楽しむための関連ショップも検討しています。
もうひとつの核として、駅前最大のアミューズメントエリアを設けます。
定番のクレーンゲームを中心に、盛り上がること間違いないスポーツ・ドライブゲームなど、友人・家族と気軽に集える、遊べるエリアを展開します。
【5F】「カルチャー&ホビー/ヘルスケア」
遊びとカルチャーと宝探しのフロア。
BOOKOFF と COMPOFF PLUS の複合した「遊べる大型リユースショップ」が出店します。
営業中のコンタクト、歯科のヘルスケアゾーンもエントランス部の装いを新たに、さらに身近で、便利に日常生活を支えるインフラとしてご利用頂けます。
【6F】「自分磨き(ヘルス&ビューティー/学び)」
カルチャー教室、健康増進スペース、エステティックサロン、クリニックなど“まなび”や体験を通して「新たな自分の発見」や「新しい過ごし方」を見つけることができるエリアを予定しています。
また、マリエ献血ルームも、増床とともに、更に快適な環境へとリフレッシュします。
【7F】 「県民交流拠点」
県民の皆様に欠かせないインフラである富山県旅券センターと富山県民小劇場オルビス。
変わりゆく富山駅前における、重要な交流拠点、文化発信拠点として、これからも認知向上、利便性向上に努めてまいります。
マリエとやまの改装は、2022年7月以降、2022年度内にかけて順次オープンしています。
マルートは「食品雑貨や日常不可欠なもの」をテーマに店舗が集まるのに対し、マリエに関してはこれまで取り込めなかった客層であるファミリー層や若い男性を新たなターゲットとし、「ホビー、学び、発見」をテーマに店舗が揃います。