「中規模ホール」は、オーバード・ホール(大ホール)の隣に建てられました。
名称は「オーバード・ホール/中ホール」です。隣接する大ホール(2196席)と一体となり、日常の暮らしの中で、子どもから大人まで気軽に集える“ちょうどいい”ホールを目指します。
【「オーバード・ホール/中ホール」の概要】
建物 | 地下1階、地上4階建て |
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完成 | 2023年7月1日開館 |
建物デザイン | 隈研吾(くま・けんご)さんが監修 |
客席数 |
652席(客席は1〜4階まである) |
特徴 | ・地上から10mの高さに大屋根を設置し、街並みとの調和を図るとともに、東・北・西側の壁面をガラス張りとし、文化活動の活気を外部に発信する。 ・木質感あふれる温かみのある内部空間とし、ホールは客席を地下及び舞台奥に移動することにより多様な利用を可能とする。 |
座席は、四方を取り囲むステージにしたり、歌舞伎用に花道を設けたりと主に8種類の舞台にできます。
よって、コンサートや演劇、歌舞伎、ファッションショーなど幅広い用途に対応できるホールとなります。
また、公演がない時はホールの1階部分を市民に開放し、駅北のにぎわいを創出します。
公演日以外は、客席や舞台を収納して平面化し、休憩用の椅子やテーブル、ピアノなどを置きます。
総曲輪のグランドプラザのような憩いの場やイベントの利用を考えています。
オーバード・ホール/中ホールの隣接地には、地上7階建ての複合ビル「Dタワー富山」があります。
オフィススペースは、テナント企業の要望に合わせて最小約90uから最大約1,800uまでの区画に約50社が入居でき、2階には働き方に合わせた最適なオフィス環境を整備するため、休憩スペースや会議室、タッチダウンオフィスを設けてあります。
「Dタワー富山」の商業施設スペースには、株式会社ぐるなびが企画・運営するフードホール「GURUNAVI FOODHALL WYE」が北陸に初進出し、2024年7月24日にオープンします。
新店舗は次のとおりです。
【新店舗一覧】
・GURUNAVI FOODHALL WYE(ぐるなびフードホールワイ)★北陸初出店
@ニクラボバーガープラスカフェ(ハンバーガー・カフェ)
Aチーボ ヴェラ パスタ(イタリアン)
Bもつ煮込みうどん まん天(もつ煮込みうどん)
Cザバルダスト富山(インド料理)
Dジャパニーズラーメンヌードルタケ(ラーメン)
Eオイスターバーエムフィッシャーマン(オイスターバー)
フードホールは、ぐるなびがコンセプト設定から店舗誘致まで総合プロデュースするもので、全国7か所目になります。ぐるなび独自のネットワークを活用したフードホール業態で、地域の人気店など6店舗が出店します。
【複合ビルの計画】
建物 | 地上7階建て |
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完成 | 2024年3月完成 |
開業 | 2024年7月開業 |
特徴 | 1階:商業施設(飲食店、物販施設など5店舗) 2〜7階:オフィス(1フロアの面積は県内最大で約50社が入居できる) |
駐車場 | 150台 |
富山市は、売却の優先交渉先に大和ハウス工業富山支店を選びました。
大和ハウス工業は、「富山駅路面電車南北接続事業」や路面電車の新駅開設などで賑わい創出が進む富山駅北側において、オフィス(2階〜7階)や商業施設(1階)などの複合テナントビル「Dタワー富山」を開発します。
「オーバード・ホール/中ホール」は、2023年7月1日開館しました。
複合ビル「Dタワー富山」は、2024年3月に完成し、2024年7月開業します。
場所は、駅北でオーバード・ホールの隣接地です。
オーバード・ホールは最大2200席を確保できますが、文化団体などから「大き過ぎて、使いにくい」との声が出ていました。
このため富山市が中規模ホールを造ることになりました。中規模ホールの整備費は約76億、複合ビルの整備費は約80億となっています。